「人生を変える一冊」賢者の書を読みました

この本は、少年が人生を思い通りにするために9人の賢者に会う旅に出る物語です。

人生が変わるほどのいい本だったのでここで紹介させてください^^
読んでもらえると嬉しいです。

業績が悪化し続けている会社に務めていた主人公アレックスはリストラされそうになっていて、
会社から嫌がらせを受けていました。
また、家でも子供たちはいつも騒ぎ、嫁との話は愚痴を聞かされるばかり。

「自分の時間が欲しい!」
そんなことを思っていたアレックスは
とあるきっかけから静かな国へ旅に出ることを決め、その日のうちに空港へ✈️

旅先で「サイード」という少年に出会います。

サイードは9人の賢者と会うために旅をしていて、
その知識を記録する「賢者の書」を完成させるための旅だと言います。

現在8人の賢者と出会っており、アレックスを9人目と勘違いしていましたが
アレックスは「ごめん違う」と弁明

賢者の書には四角いくぼみがありそこにピースをはめ込むと文字が浮き出てきます。

賢者が来るまで本を読んでいいかと許可を取り
ピースをはめ込んだ賢者の書を読むところから「サイード」の物語は始まります。

目次

〜第一の賢者〜

第一の賢者は「行動の賢者」アクトと言います。

そう、紛れもないサイードに旅に出ろといった張本人、サイードの祖父でした。

アクトは行動の大切さを教えてくれました。

1万枚でできたパズルの絵を「これが人生だ」とたとえ
その絵を杖で

バンッ!!

と崩し、この絵をどんな絵にしたいか想像することを「」と言いました。

夢を叶えるにはピースを一つずつ集めなければならない。
ピースは行動したら手に入る

一つの行動で一つのピースだ

お前は旅に出るという決意を行動した。」と
アクトは一つのピースをサイードに手渡した。

でも一つのピースでは何の夢かは全くわからない

「それが行動」

行動しても大体が手に入れたいものが手に入るわけではない

でも、行動していくうちに星の絵のピースが手に入るかもしれない。

だからと言って、いらないピースを大事にしないのは愚か者のすることだと。

今までの繋げてきたピースとかけ離れた場所のピースが手に入るかもしれないが
そのピースがないと絵は完成しないから大切に持っておきなさい。とサイードに助言しました。

人間は大切なものでないと手放してしまう生き物なんですよね

そして、手に入れたいものが手に入らなくても、行動をやめてはいけないんです。
行動を続けていれば、手に入るから

アクトは、途中でやめてしまうのも愚か者だと言いました。

継続は力なり

確かに昔からよく言いますよね。

欲しいピースが手に入る→成功

いらないピースが手に入る→失敗

こう考えるから「失敗」を恐れてどんどん行動しなくなっていく。

失敗だって、そのピースがなければ夢という絵は完成しない

つまり

絵を完成させるために、どうしても必要だからその「失敗」は手元にやってきたんだと。

行動していく上で手に入るピースは「成功」でも「失敗」でもないんです

後から失敗談が経験となり役に立つことってみなさん経験したことないですか??

そして一番大切なのが

その行動で得たピース(情報)を使って常にパズルを組むこと(実践)がとても大切。

情報を集めただけで満足している人、多いんじゃないでしょうか?(僕もそっち側です💦)

そうやって経験が積み重なっていくんだとアクトはサイードに教えました。

〜第2の賢者〜

第2の賢者は人間の可能性を教えてくれる「ユニバス」という賢者。

ユニバス曰く、人間には無限の可能性があると言います。

宇宙がこの世界を作り出したように
また、宇宙がまだ広がり続けているように。

その自分の可能性を否定せずに信じることの大切さについて書かれていました^^

確かに最初から否定したら何にもやる気にはなれないですよね🤔

また、そう信じて行動していくと宇宙の大いなる力は手助けしてくれるとも言っていました。
必要な時に必要な人と出会えたり、必要な体験をしたり。
そういう手助けをしてくれるみたいです。

なんかスピリチュアルな話になってきましたが、これはめっちゃ身に覚えがあります😳
介護タクシーをやると思った時に、介護関係のスペシャリストと出会ったり、
近くの施設を運営している施設長の方と出会ったり、、、
他にも思い返すと色々あります。。

こういう少し不思議な運命の出会いをした人って意外と多いんじゃないでしょうか?
不思議ですよね?
「自分の子供ができたらベビーカーをよく見るようになった」
的な意識の問題かもしれませんが確かにこれは実感しました!

とにかく、その無限の可能性を信じ、そして掴むことが人生を大きく変えるというユニバスの教えでした。

〜第3の賢者〜

第3の賢者は自尊心の大切さを教えてくれる「リスペク」という賢者。

リスペクは「自分がこの世に生まれたのはものすごいことだ」
「何億という中から自分だけが選ばれた。もっというと何億といる中でも選ばれない可能性の方が大きい」
「そんな中誕生した君は大いなる力に選ばれたのだ」とサイードに伝えていました。

だけどこれには条件が、、、👀

自尊心と同じ高さまで、他尊心を高めなくてはいけないと
愚か者は「自分だけ特別」とたかを括ってしまう。
そうなるといずれ周りから煙たがられ、避けられてしまう。

(ここまで読んで、愚か者の考えになりがちでした笑)

他の人だって、何億という確率を勝ち抜いて大いなる力に選ばれたものたちだから
他のすべての人たちも敬わなければならない。

その上で、自分はかけがえのない存在だと自覚する必要があるのだとルイーダに伝えていました。

これは、どこまで高めても害はなく、むしろ高めれば高めるほど成功が近いものになるとのことです。

〜第4の賢者〜

4人目の賢者は「自分の名前は重要ではない」と名乗らなかった。

ただルイーダに「お前は将来どうなりたい?」と尋ねた。

サイードは「賢者になりたい」と

そこで賢者は「何になりたいか」を聞いているんじゃないと答えた。

ここは「??」ってなりました笑
確かに僕も、「介護タクシーをやりたい」とは思っていても具体的に「どうなりたい」と
考えたことはなかったです。
ある程度自由にな生活がしたい。くらいにしか。。笑

でも、たとえば「医者になりたい!」と考える人は医学を猛勉強していざ医者になったら
経営をしなくてはいけないことを知らなくて、「医学」ではなく「経営」面で挫折。
うまくいかずに道を諦めてしまうというんです。

つまり

どうなりたいか明確に想像できないと「覚悟」が足りなくなってしまうのかな?
と僕は解釈しました。

昔の人は「武士に生まれたら武士」 「百姓に生まれたら百姓」
と職業の自由がなかった。
だから、必然的に「何になりたい」よりも「どうなりたい」を強く思っていたそうです。

だから、たとえば武士には自ら腹を切って死ぬ覚悟があったとか。。

感慨深いですよね🤔

でも今は、
良くも悪くも職業を選ぶ自由がある。
だから「何になりたいか」を考えるばかりに「どうなりたいか」を考えなくなってしまっているみたいですね。

僕も「何になりたいか」をばかり考えるのではなく
「どうなりたいか」をもっと深く考えていこうと思いました。

〜第5の賢者〜

5番目の賢者は「デイル」という賢者

大きく、立派な屋敷に住んでいてメイドや執事が身の回りの世話をやってくれる。

サイードはデイルに「この本を読み終わるまでここでゆっくりするといい」と言われその間サイードの世話はもちろんメイド達がこなしてくれていました。

居心地が良すぎたサイードはこのままゆっくり読もうかとも考えていましたが、「旅を続けたい」と寝る間も惜しみ読み終え、デイルのもとへ、

予想より早く読み終えたサイードを見てデイルは驚いていました。
実は、わざと居心地を良くしてサイードを試していたのだと(笑)

この人、自分のことを試しているのか?って思う時たまにありますよね笑笑

本題へ

デイルは、「自分の人生は一冊の伝記だ」と言いました。

1日1ページ、誰が読んでも「この人は成功するな」と思わせるような1日を過ごせ。
とルイーダに伝えました。

そういう1日を過ごせる人は必ず成功するし、そう思われる1日を過ごせない人は成功しない、と。

これは、読んでいて耳が痛かったです笑(読んでいたから耳ではないですが笑)

確かに成功している人のやってきたことを聞くと
「この人は成功するべくして成功しているな」と思います。
ぎゃくに、成功している人から「休みの日はYouTube見てます」なんて聞いたことありません笑

もちろん僕は、「YouTube見ちゃってます💦」
(もちろん毎日じゃないですよ?本当ですよ?)

でも、そんなにだらけている時期でもないので本当に誰が見ても
「この人は成功する」と思えるような自分の伝記を完成させます!!

〜第6の賢者〜

第6の賢者は「ティム」と言って本当の投資とは何かを教えてくれました。

ティムはサイードに「投資とは何かわかるか?」と尋ねました。
サイードは
「お金を価値が上がりそうなものに変えてそうなるのも待つこと」と答えました。

僕もその通り!
と思いましたが、ティムは「世の中のほとんどの人がその考えじゃな」といい
「正しくは自分の財産を今は使えないものにして将来大きく価値が上がるのを待つこと」と言いました。

え?何が違うの?
みなさんそう思いませんでしたか?
僕は正直思いました。

でも

財産とは、お金という紙切れではない」と
みんなが共通して与えられた財産ってわかりますか??
少し考えてみてください

🤔

🤔

🤔

時間
ですよね^^

つまり、自分に投資をする
自己投資
がとても大切ということです。
(自分は裏切りませんからね^^)

自分から行動して、得た経験、つまりそのパズルのピースを得ることがお金よりも大切だと
ティムは言いました。
(僕も成功している人に何人か、いや何十人と会いましたがみんなが口を揃えて同じことを言っていたので間違いありません^^)

本を読む・失敗を恐ずやってみる・最初から否定しない・新しいことにどんどん挑戦する

人生において、このようなことの大切さに改めて気づかせてくれました。

〜第7の賢者〜

第7の賢者はサーチャフト
砂漠の街に住んでいます。

サーチャフトは「時が来たら話をしよう」
とすぐには話してくれませんでしたが、サイードがとある少年を助けようとした時
時が来たからと話をしてくれるようになりました。

サーチャフトはサイードに2つのオアシスの話をしました。


1つ目は東のオアシス
ここは800人の大きなオアシス
人々は自分の幸せのみを考えて生きている。
自分が生きやすく、幸せになるようにだけを願って生きている。

2つ目は西のオアシス
200人程度の小さなオアシスで
人々は1000人の幸せのみを願って生きている。
何をやったら喜んでもらえるか助けになることはないか
常に考えている。

「サイードはどちらのオアシスに住みたいかね?」

と聞くとサイードは西がいいです。と

それは正解だった。
東のオアシスでは、人々は自分のことしか考えないから
自分を幸せにしてくれる人はいない。

しかし

西のオアシスは、みんなが自分を幸せにしてくれる
つまり
楽しいものがたくさんある

そして年に1度、西の人が東へ訪問するイベントがあって、
そこで何が起きるかというと、
東の人は自分たちに尽くしてくれる西の人たちにたくさんお金を支払います。

よって起こったのが、
800人の東のオアシスに砂漠の総資産の2割
200人の西のオアシスに砂漠の総資産の8割
という貧富の差が生まれました。

他人を優先するって、やっぱり大切ですよね。

成功している人はみんな他人を優先している。
とも書いていました。

その考えは本当に共感できます!
何より人生が楽しくなると思います^^

〜第8の賢者〜

第8の賢者は病院に勤務していました。

とても評判の良い病院のなんとナースの「ワーズワース」という方が賢者でした。

ワーズワースはサイードに
「人生は何できるか」と尋ねました。

サイードは
「行動」と
(これは僕も同じ答えでした)

でも、

「それも間違いではないわ」と

「他にも、決断や選択という人もいるわ」と続けて、

「行動も、決断も選択もその結果起こるものでしかない」
とサイードに続けました。

それは

言葉

だそうです。

病院にいると良くわかるみたいで
至って健康な元気な人に
「あ〜〜、こりゃひどい。。」
と言えばその人は落ち込み、本当に病気になる
胃に穴が開く場合だってある。

だけど

逆に病気の人に
「よくなっている」「この調子だとすぐに治る」
などと伝えれば本当に良くなってしまうものみたいです。

これってわかる気がしませんか???

気分で本当に人生変わると思います!

他にも、「センスあるな〜」と言われて育ったら
本当に才能が開花したりよく聞きますよね。

そして言葉には2種類あるみたいで
1つ目が
「他人が発する言葉、自分が発する言葉」
2つ目が
「自分のうちに秘めた言葉」
つまり思考です。

自分自身は2つ目の言葉を聞くことができてしまう。
そして2つ目の言葉こそ本当に力を持った言葉だから
自分で自分を非難するのは本当にやってはいけないと

日頃から「運が悪い!」と言っている人と
「俺は運がいい!」って言っている人は本当に顔つきが違いますよね。

運が悪いと言っている人は
自分が原因と気がついていないんです。

そして、他人がいくら自分を批判しようが、自分が成功と思っていればそれはもう成功なんです。
他人がいくら自分を成功者と呼ぼうが、自分が自分を批判してしまえば成功ではないんです。

それほど、自分の言葉って強烈なんですね。

また、成功している人はみんな
「ついていただけ」というと言います
(これはあっちゃんのYouTubeで見ました笑)

今日はついてる。最高の1日だ!

〜最後の賢者〜

そんなこんなで場面はサイードとアレックスへと戻り賢者の書を読み終わったアレックスはすごく感銘を受けていました。

ちょうど起きたサイードに、
「ありがとう。本当にありがとう」
と伝え、
「君のおかげで生まれ変われた、もう人生50杉田と諦めていたが、ここから始まるのだ!」
と賢者の書を読ませてくれたサイードにアレックスはお礼を伝えていました。

そしてアレックスは最後の賢者を待っていましたが一向に来る気配がありません。
「自分には見えないのか?」とサイードに尋ねると、
サイードは
「もう来ていますよ」
とアレックスに伝えた。

まさか!?と思いますよね笑
その「まさか」でした

そう、
最後の賢者とは他の誰でもない。
アレックスだったのです。
そしてアレックスも知らないうちにパズルを持っていて、光っていました。
(ここには書いていませんが、朝アレックスの元に届いていた封筒の中身がピースだったのです)

そしてサイードは
「アレックスから大切なものを教えてもらえた!」
とアレックスにお礼を伝えます。

もちろんアレックスは何を教えたのか自覚はありません
むしろアレックスが教えてもらえたことの方が圧倒的に多いと思っているくらいでした。

そしてサイードは、
「最後の賢者から教えてもらったことはこの本に書いてある。」
と賢者の書をアレックスに託し、
「僕はビジョンが見えたからやらなきゃいけない」」
とその場を離れてしまいました。

〜最後の賢者の教え〜

そこにはアレックスへのお礼が書かれていて、その後に最後の賢者の教えが綴られていました。

最後の賢者の教え① 感謝

人生を良くするためには感謝の言葉を多く口にしなければならない。
人間は誰一人として一人で生きていくことはできないのだから。

「ありがとう」と伝えることで自分だけではなく伝えられた相手まで幸せになる。

賢者は誰よりも多くの「ありがとう」を伝えることができる人だ。

最後の賢者の教え② 与える

人生において欲しいものを手に入れるには手に入れたいものを「与える」側にならないといけない。

感動が欲しければ感動させてもらう側にいては本当の感動の半分も手に入らない。

勇気を与えるにも、何かを身につけるにも、人から認めれれるにも、
与える側」にならないと本当の意味で手にいれることはできない。

つまり

どうやって手にいれるか
よりも
どうやって与えるか
を考えた方が本当の意味で手に入ることになる。

賢者はそれを知っている人のことだ。

最後の賢者の教え③ 誕生

人間は何度だって生まれ変わることができる。

アレックスが50過ぎて生まれ変われたように。

きっかけは本かもしれないし人との出会いかもしれない。

自分が生まれ変わるのに他人の目など気にしなくていい。

今までの人たちに受け入れてもらえなくても、生まれ変わる時はみんなゼロからスタートするものだから

人間は、その気になれば、何歳からでも生まれ変わることができる。

本には関係ないのですが、こういう話を聞いたことがあります。
60歳の女性はギターに興味がありましたが「もう60歳だから」とギターを習わなかったのです。
しかし、その女性が80歳になった時、
「あの時ギターを始めていたら20年もギターを楽しめたのに、、」
と後悔した。

というお話です。

後悔してももうその時間は戻って来ません。
過去を後悔する時間があるならこの先どうするかを考えた方がいい。
ということですよね🤔

 

最後の賢者はこれら3つのことを言葉ではなく、自らの体験として伝えてくれました。
経験しないとわからないこともあるからです。

余談ですが、賢者の書の所有者となったアレックスは、それを息子に託して、サイードと同じように旅をさせるのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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